近年、インティマレーザーの知名度は広がっており、当院でもインティマレーザーでの治療を求めて来院される患者さんが増えてきました。 カウンセリングをしていると、「インティマレーザーは実際のところ、何回治療すれば良いのか?」「1度の治療でどのくらい効果が持つのか」、と疑問に持たれる方が多くいらっしゃると感じています。 決して安くはない治療なので、金銭的にみてもどれくらいかかるかは皆さん気になりますよね。 このページでは、そんな質問に答えるような情報をご紹介していきます。
- インティマレーザーの治療回数は、症状によって違う
- 膣の引き締めをするには1~2回の治療
- 尿漏れ改善をするなら2~3回の治療
- デリケートゾーンの黒ずみ改善をするなら1~3回の治療
- カウンセリングを受けて、ドクターの判断を受けましょう
インティマレーザーでの治療回数と個人差について
1回の治療でも効果はある?
インティマレーザーは膣内の乾燥改善にも役立ちます。 このような膣の乾燥改善の場合は、治療が1回だけでもその効果を感じることができるでしょう。 膣のゆるみや尿漏れ治療の場合には、少なくとも1回以上の治療は必要となりますが、インティマレーザーは他の膣引き締め機器と比べ、膣の奥にレーザーを当てることができますので、1回のレーザー照射でも、引き締めをより感じることができます。
しかしここで注意しておくのは、治療をしてすぐに膣が引き締まるわけではないということです。 治療後半年ぐらいかけて膣内のコラーゲンが生成され、症状が改善していきます。 なので、「効果が感じられないから治療回数を多くしなくてはいけない」、「治療をしたのにすぐに効果が出ない」と焦る必要はありません。
治療回数には個人差がある
インティマレーザーで治療することによって、膣の引き締め効果、尿漏れ改善効果、デリケートゾーンの黒ずみ改善の効果を感じることができます。 しかし、その治療回数は症状、個人差によって異なります。 症状が軽度の方は数回で済みますし、中程度以上の方は何回も治療しなければいけない可能性があります。
また、治療の目的によっても回数は変わってきます。 症状を完璧に改善するのであれば何回か治療をしたほうが良いですし、少しの改善でも良い方は回数を減らすことも可能です。 カウンセリングの際にドクターとよく話して、ご自身に合った治療をすることが大切です。
お悩み別の治療回数
ここでは、デリケートゾーンの悩みで多く寄せられる3つの症状について、治療回数をご紹介していきます。
膣の引き締め治療は1~2回
膣の引き締めをする場合、1~2回の治療が目安です。
1回でも効果を感じることができますが、その膣のゆるみ具合にもよりますが、1か月~3か月おきにもう1回レーザーを当てると、効果が持続やすくなるでしょう。
尿漏れ治療は2~3回
尿漏れ治療の場合の治療回数は2~3回の治療が目安です。
症状にもよりますが、1か月~3か月おきにもう1、2回レーザーを当てると、効果が持続しやすいでしょう。 尿漏れ治療は、膣の引き締めと尿道周りの引き締めを同時に行うため、膣の引き締め治療より回数が少しだけ多い傾向にあります。
デリケートゾーンの黒ずみ治療は1~3回
デリケートゾーンの黒ずみ治療の場合の治療回数は小陰唇で1~2回、大陰唇で2~3回の治療が目安です。
黒ずみの濃さにもよりますが、小陰唇は1回の治療でも効果を感じることが多いです。 大陰唇は、2~3回レーザーを当てると、効果が出てくるでしょう。大陰唇は、小陰唇よりも皮膚が厚い(膨らんでいる)ので、治療回数が多くなる傾向があります。
カウンセリングを受けて、ドクターの判断を受けましょう
自己判断はNG
冒頭でも書いたように、近頃インティマレーザーは多くのクリニックで取り入れられており、以前よりもその名はポピュラーとなっています。 インターネットで調べても、インティマレーザーについての情報もたくさん見かけるようになりました。 情報が簡単に手に入るようになったため、ご自身でインティマレーザー治療を受けると決めて、クリニックにいらっしゃる方を多く見かけるようになりました。 知識をつけることは大切ですが、インティマレーザー治療が向いているかどうかは、ドクターの判断となります。
患者さんの膣の状態やご年齢などを詳しくお伺いしたうえで、適した治療をすすめております。そうでなければ、治療を受けても全く意味のないものとなってしまいます。 なので、まずはドクターのカウンセリングを受け、1番適した治療を受けるようにしましょう。
インティマレーザーの治療回数に関するQ&A
みどり美容クリニックに寄せられたお悩み相談について、ご紹介していきます。 (内容を一部編集しています。)
効果の感じ方には個人差がありますが、1回治療するごとに症状は緩和されていきます。
ビビーブよりインティマレーザーの方が適していることもあります。 特に、膣の乾燥はインティマレーザーで1回治療すると改善することがほとんどです。 膣のゆるみは症状の程度によって複数回の治療が必要な場合があります。
1回の治療で1年ほど効果が持続します。 しかしその後はまた筋肉が戻ってしまうことがあるので、定期的に治療することをおすすめします。
萎縮性膣炎の症状が強いと、何回かインティマレーザーを当てなくてはいけない可能性があります。
※萎縮性膣炎とは:女性ホルモンの分泌低下により、膣の潤いがなくなってしまうことにより、膣内や外陰部(大陰唇・小陰唇)が萎縮・乾燥してしまう症状です。 人によっては性交痛・膣内のかゆみ・悪臭・黄色いおりものなどの症状が出てくることが特徴です。
治療が不安な方へ
今まで記載した回数はあくまでも平均的な数字であり、必ずしも「この回数を受けなくてはいけない」といったことではありません。 最初にも述べたように、症状を完全に改善したい方は、回数を重ねての治療をおすすめしています。
当院にいらっしゃる患者さんには、1回治療を受けてその後の様子をみたいという方も多くいらっしゃいます。 自分の症状が何回の治療で改善されるのか知りたい方、金銭面について不安をお持ちの方、そのほかデリケートゾーンにお悩みを抱えている方はぜひ一度当院のドクターに相談してみませんか? みどり美容クリニック・広尾では、患者さんのお悩みに寄り添って、適切治療のアドバイスをしています。 無理な治療の勧誘・治療回数を増やそうとおすすめすることは一切しませんのでご安心ください。
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